研究課題/領域番号 |
15K21005
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
高齢看護学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
成田 太一 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (70570521)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 精神障害者 / 精神科デイケア / リカバリー / 地域生活支援 / 統合失調症 / 地域生活 |
研究成果の概要 |
研究目的は,デイケアを利用する統合失調症患者の病状管理を含めた地域における生活の実態や考え方をエスノグラフィーの手法を用いて明らかにし,精神科デイケアにおいて,地域で暮らす精神障害者のリカバリーを促進していくために必要な支援モデルを検討することである. 精神障害者のリカバリーの実態を踏まえて支援方策について検討を行った結果,リカバリー志向型支援モデルの中心概念として,「やってみたいことを見つける」「活用できる社会資源を知る・体験する」「地域(自宅)での過ごし方を考える」を設定した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域で生活し精神科デイケアに通所する精神障害者に対し,本研究で明らかとなったリカバリー志向型支援モデルに基づいた支援が提供されることで,当事者がより明確に目的や目標をもって精神科デイケアに通所し,自己決定などリカバリーが促進されるとともに,支援者もリカバリーを志向した意図的な関わりが可能となると考えられる.また,精神科デイケアは医療と地域生活との結節点であることから,本研究で得られた知見は,地域で生活する精神障害者のリカバリーを促進する上で,他の支援機関への波及効果も期待でき,地域包括ケアの推進に貢献できる.
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