研究課題
若手研究(B)
5-アミノレブリン酸(ALA)の経口摂取が、乳酸による運動時の熱放散能の減弱を抑えるかどうかについて検証することを目的とした。ALAまたはプラセボ摂取および持久性トレーニングを5日間実施し、その前後で熱放散能を比較した結果、ALAによる熱放散能の改善は見られなかった。一方、ALAを摂取した時、最大運動強度が変化しなかったにも関わらず、最大酸素摂取量が改善していたことから、ALA摂取が産熱量を増加させている可能性が考えられる。今後、ALA摂取による産熱量の変化と熱放散能の関連について、解析をすすめる。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
J Appl Physiol
巻: 120 号: 1 ページ: 87-96
10.1152/japplphysiol.00582.2015