研究課題/領域番号 |
15K21024
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知覚情報処理
エンタテインメント・ゲーム情報学
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研究機関 | 群馬工業高等専門学校 |
研究代表者 |
川本 真一 群馬工業高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授 (70418507)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | リップシンク / 主観年齢 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,発話アニメーションにおける映像と音声をそれぞれ別の人物から由来する素材を用いて制作し,音声素材を入れ替えた発話アニメーションに対する主観的な年齢の印象評定を行うことで,見た目と声の相互作用が発話者に対する印象へ与える影響について調査した。その結果、静止顔画像と声の組み合わせでは声の主観年齢の影響を強く受けたことを示唆する結果が得られ、声に同期した発話アニメーションと声の組み合わせでは顔の主観年齢の影響が強くなったことを示唆する結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
映画やアニメーションにおけるアフレコ、CGや合成音声などによって制作されたものなどのように、映像と音声が別々に作成され組み合わされることによって様々なコンテンツが制作されている。このようなコンテンツにおいて適切に印象を設計する上で、音声とその音声を発する人の顔や発話動画像の組み合わせによって印象が変わるのか、あるいは「音声の聞こえのみ」もしくは「顔の見た目のみ」の印象に支配されているのかについて把握することは、今後の視聴覚メディア設計を考える上で有益な知見と考える。
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