研究課題/領域番号 |
15K21030
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
プラズマ科学
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
山口 裕資 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 特命助教 (10466675)
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研究協力者 |
立松 芳典 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 准教授 (50261756)
斉藤 輝雄 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授 (80143163)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ジャイロトロン / テラヘルツ / マグネトロン入射型電子銃 / ラミナー流 / 含浸カソード / 熱絶縁 |
研究成果の概要 |
テラヘルツ帯ジャイロトロンの実用化,広範な応用展開に向け,重要課題である電子銃の高性能化に取り組んでいる.本研究では,熱陰極における熱絶縁構造を最適化し,含浸領域(エミッタ)以外の部分からの熱電子の不要放出を抑えて長寿命化を図った.エミッタの経時劣化を防止する為には,エミッタのみを熱絶縁する必要がある.しかし,その場合,電子ビームの速度拡がりが大きくなり,発振効率が大きく低下する恐れもある.熱絶縁構造の異なる電子銃を製作し,性能を比較することで,熱絶縁構造が電子ビーム特性へ与える影響を明らかとした.また,電子銃の運転領域を適切に選ぶことで,発振効率の低下を抑えられる場合がある事もわかった.
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