研究課題/領域番号 |
15K21044
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
臨床心理学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
井出 智博 静岡大学, 教育学部, 准教授 (20524383)
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研究協力者 |
片山 由季 児童養護施設, 春光学園
森岡 真樹 児童家庭支援センター, はるかぜ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 児童養護施設 / 児童虐待 / レジリエンス / 社会的自立 / 心理的支援 / 自立支援 / 保護・促進要因 / 規定要因 / 自尊感情 |
研究成果の概要 |
児童養護施設児童のレジリエンスの特徴を明らかにすると共に,レジリエンスを育むことに関連する要因を検討することを通して,レジリエンスを育むために必要な支援を検討した。一連の研究から以下のような支援が必要であることが明らかになった。(1)施設内での性的被害体験を未然に防ぎ,性被害体験を持つ子どもの支援に力を入れること,(2)慢性的な体疾患を持つ子どもの支援に力を入れること,(3)大人との1対1の時間を確保すること,(4)家庭的な養育の体験の中で子どもが子どもらしく過ごせる時間を提供すること,(5)おとな時代を生きる仲間と出会う機会として大学等への進学を位置付けること。
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