研究課題/領域番号 |
15K21053
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
特別支援教育
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 香苗 (大隅 香苗) 浜松医科大学, 医学部, 特別研究員 (00588767)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 感覚刺激処理 / 精神的健康 / 養育者 / SP感覚プロファイル / 精神的健康度 / 適応行動 / ADOS2 / 心理教育プログラム / プログラム開発 / 心理的介入 / 自閉症スペクトラム障害 |
研究成果の概要 |
ASDの子どもや家族の支援においては、社会性やコミュニケーションといった中核症状のみならず、併存症状を視野に入れる必要がある。本研究では、併存症状として感覚刺激処理の困難を取り上げ、ASDの子どもの感覚刺激処理の困難と養育者の精神的健康の関連について検討した。分析の結果、ASD児がもつ感覚刺激処理の困難のうち、聴覚フィルタリングの困難があると、養育者の精神的健康度が低下することが示された。 また支援プログラムの実施においては、参加者に対する事前アセスメントの重要性が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ASDの子どもとその家族の支援において、子どもの社会性やコミュニケーションといった中核症状だけではなく、児の感覚刺激処理の困難、さらには児の年齢やどの感覚モダリティーの処理に困難を抱えているのかの評価の重要性が示唆された。
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