研究課題/領域番号 |
15K21062
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
認知科学
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研究機関 | 高千穂大学 (2016-2017) 名古屋大学 (2015) |
研究代表者 |
上野 泰治 高千穂大学, 人間科学部, 准教授 (20748967)
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研究協力者 |
Allen Richard J. University of Leeds, Faculty of Medicine and Health, Associate Professor
武野 全恵 名古屋大学, 情報学研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 視覚性作動記憶 / 注意 / 視線追跡 / 計算機モデル / アイトラッキング / コンピューターシミュレーション / 視覚性ワーキングメモリ / シミュレーション / PDP |
研究成果の概要 |
本研究では、「注意と■記憶の相互作用」に関する二つの対立理論の優劣を区別することを目的とした。一つは、注意を注がれることで視覚記憶は頑健な表象となると仮定するものであり、もう一つは、外界からの無関係な視覚情報による妨害に弱くなるというものである。4つの心理実験を実施した結果、後者が支持された。次に、この心理データを計算機モデルに再現するために、記憶処理を行う計算機モデルを作成した。また、記憶検索中における視線定位(注意)の有無を検討するために、視線追跡研究も実施した。この視線追跡研究結果を組み込んだコンピューターモデルは、心理学実験結果を再現することに成功した。
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