研究課題/領域番号 |
15K21105
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
構造・機能材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小野寺 陽平 京都大学, 原子炉実験所, 助教 (20531031)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 超イオン伝導体 / 固体電解質 / リチウムイオン電池 / 中性子回折 / X線回折 / 二体分布関数 / 逆モンテカルロ法 / 電池材料 / 中性子散乱 / X線散乱 / 逆モンテカルロモデリング |
研究成果の概要 |
本研究では、高いリチウムイオン伝導度を示すLi10GeP2S12結晶をMA法によって作製したLi10GeP2S12ガラスの熱処理によって析出させ、ガラスから結晶への構造変化とイオン伝導性との関連を中性子とX線を用いた構造解析によって明らかにすることを目的とした。 中性子およびX線データを相補的に利用した逆モンテカルロモデリングによって、Li10GeP2S12ガラスおよび結晶の実験データを忠実に再現する3次元構造モデルの構築に成功した。3次元構造モデルからLiイオンが存在可能な空隙サイトを抽出した結果、結晶の空隙サイトの空間的な分布はLiイオンの伝導により適した形となっていることが分った。
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