研究課題/領域番号 |
15K21121
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
ジェンダー
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
管生 聖子 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (50637139)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中絶 / 心理 / 喪失 / グリーフケア / 臨床心理 / 周産期 / 心のケア / サポート / 人工妊娠中絶 / 心理的サポート / ニーズ / 周産期喪失 / 出生前診断 / ケア / 医療スタッフ / 人工死産 / 中期中絶 |
研究成果の概要 |
本研究は人工妊娠中絶をはじめとする周産期喪失をした親の退院後の心理的側面とそのケアの現状,具体的ニーズを調査・検討することが目的である。中絶をした親とそのケアに携わる医療従事者に調査を行い、親の心理的プロセスと、そのプロセスに医療スタッフの思いが影響していることを明らかにした。また、亡くなる子との関係も重要であり、親が周囲に求めるものは「我が子」への眼差しであり、「この子がちゃんと居た」ことを共有できる関係であることが示された。医療者は臨床では困惑しながらケアのあり方を身につけ、それらは親の心理的サポートにも影響を与える。今後、臨床で具体的なサポート実践につながることが期待できる。
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