研究課題/領域番号 |
15K21147
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
実験病理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
伊藤 圭祐 神戸大学, 医学研究科, 助教 (10575468)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | RET / GDNF / Rab11 / Dynein / 細胞外基質 / Integrin / 変異型RET / 腸管神経系 / 細胞内輸送 / CRISPR/Cas9 / β1-integrin / 末梢神経系 |
研究成果の概要 |
受容体の適切な細胞内の挙動は細胞の生理活動の基盤となる。神経栄養因子受容体・RETは様々な細胞の生理活動を支えるが、生細胞におけるRETの細胞内の挙動は分かっていない。申請者はGFP融合RETを発現するマウスを作成し、生細胞におけるRETの細胞内挙動を解析した。その結果、RETは細胞内において極性化した局在パターンを示し、細胞外基質に応じてその動態を変える事、Rab11やDyneinがRETの局在を制御する事を発見した。さらに培養系において疾患誘導型変異RETの異常な局在も発見した。以上より、RETの適切な局在は生理機能に必須で、変異産物の局在異常が病態形質を導く可能性が示唆された。
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