研究課題
若手研究(B)
低酸素選択的ナノDDS製剤が低酸素条件下で神経保護作用を示すかを検討するために、マウス海馬由来HT22神経細胞を用いたin vitro系を確立した。HT22神経細胞を低酸素インキュベータ内で1%酸素条件下に6時間暴露させると細胞生存率が43%になった。また、抗けいれん薬であるチオペンタールおよび狭心症治療薬であるニコランジルが、低酸素条件下での神経細胞死を濃度依存的に抑制した。本研究で神経保護作用を見出した2種類の薬剤は低酸素選択的ナノDDS製剤を作製するのに有用であると考えられる。今後はナノDDS製剤化した薬剤を心肺停止モデルラットに投与し効果を検証し、新規脳神経障害改善薬の開発を目指す。
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