研究課題/領域番号 |
15K21198
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
実験病理学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
椎木 幾久子 (阿望幾久子) 山口大学, 医学部, 助教(寄附講座等) (60609692)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 糖尿病 / 膵β細胞 / 脱分化 / Wfs1 / β細胞脱分化 / 膵β細胞不全 / WFS1 |
研究成果の概要 |
Wolfram症候群は膵β細胞の消失によりインスリン依存性糖尿病を発症する。分子病態として原因遺伝子WFS1の機能障害により引き起こされる小胞体ストレス及び酸化ストレス亢進が想定されている。本研究では、Wfs1欠損マウスのβ細胞は内分泌前駆様細胞に脱分化し、その一部はα細胞に分化転換することを明らかにした。これらのβ細胞の変容は、ストレス応答分子Txnipを欠損させたWfs1:Txnip二重欠損マウスにおいて抑制され、糖尿病の発症が抑制された。本研究は、β細胞脱分化が主因となり糖尿病を発症する疾患モデルを初めて明確に示すとともに、新規治療標的を同定した。
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