研究課題/領域番号 |
15K21199
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
グリーン・環境化学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
佐々木 千鶴 徳島大学, 大学院生物資源産業学研究部, 講師 (50452652)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | バイオマス利用 / 植物バイオマス / バイオマス / 白色腐朽菌 / イオン液体 / 酵素糖化 |
研究成果の概要 |
セルロース系バイオマスである砂糖黍の絞りかすから効率的にセルロースを得るための生物的前処理として白色腐朽菌処理の効果を検討し、処理物を酵素糖化したところ、高い酵素糖化率を得た。また、化学的前処理の一つとして、細胞低毒性のイオン液体を用いて前処理の効果を検討し、高い酵素糖化率を得たことと、前処理にかかるエネルギー利益比は他の粉砕や水酸化ナトリウムを用いたアルカリ処理と比較して高いことが明らかとなった。さらに、イオン液体の使用量削減のため、ジメチルスルホキシドをイオン液体に混合したところ、重量比1:1で混合しても、同量のイオン液体単独で使用して処理した残渣とほぼ同等の酵素糖化率を得た。
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