研究課題/領域番号 |
15K21224
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
デバイス関連化学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
尾込 裕平 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 助教 (10718703)
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連携研究者 |
沈 青 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (50282926)
飯久保 智 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授 (40414594)
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研究協力者 |
早瀬 修二 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (80336099)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ペロブスカイト太陽電池 / 熱刺激電流 / 鉛フリー / 熱刺激電流測定 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、次世代型太陽電池として期待されているぺロブスカイト太陽電池に関するものであり、鉛代替として有力なスズを使用したぺロブスカイト薄膜の結晶成長制御による欠陥分布の測定を行い太陽電池性能の向上を目指した。 スズ系ペロブスカイト薄膜の、平坦均一膜を作製するためにヨウ化スズ錯体を合成し、高電流素子を作製することに成功した、さらに酸化チタンとヨウ化スズが化学結合し、欠陥を形成することが判明したため、酸化チタンを使用しない構造を導入した。スズ系ぺロブカイトの組成を変更し、金属空孔による欠陥をフッ化スズで補い、研究開始時に4.5%だった変換効率を15.9%まで引き上げることに成功した。
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