研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、屋外環境に設置された監視カメラなどの映像センサによる複雑なシーン変化の伴う映像を高精度に分析する手法の開発である。屋外の映像は、その背景物や照明変動などにより、同じ物体であっても、画像としての見え方が異なるため、その認識は難しくなる。本研究では、物体の移動などに伴う映像の変化を検出することで、多くのカテゴリの物体認識を同時に行うのではなく、変化の発生した部分のみを必要に応じて認識することで、映像解析のネックとなる演算のコストを下げることを検討した。環境の変化による照明等の変化を考慮し、部分空間法に基づく変化点検出手法を採用し、屋外の映像でも逐次対応可能にした。
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