研究課題/領域番号 |
15K21244
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
循環器内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
田爪 宏和 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (10648273)
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連携研究者 |
尾池 雄一 熊本大学, 大学院・生命科学研究部・分子遺伝学分野, 教授 (90312321)
宮田 敬士 熊本大学, 大学院・生命科学研究部・免疫アレルギー血管病態学寄附講座, 特任准教授 (50398228)
田 哲 熊本大学, 大学院・生命科学研究部・分子遺伝学分野, 研究員 (80723890)
福井 寿啓 熊本大学, 大学院・生命科学研究部・心臓血管外科学, 教授 (50445045)
川筋 道雄 熊本大学, 大学院・生命科学研究部・心臓血管外科学, 前教授 (40135067)
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研究協力者 |
堀尾 英治
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 大動脈瘤 / 慢性炎症 |
研究成果の概要 |
本研究では未だ機序が不明である腹部大動脈瘤の病態進展過程において、Angiopoietin-like protein 2(Angptl2)が果たす役割を明らかにすることで、治療標的として臨床応用へ展開することを目的としている。 本研究の結果、ニコチンがAngptl2の発現を促進し炎症性サイトカインやマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)9の発現上昇を来たすほかに、炎症に関連するmicroRNAの発現上昇を引き起こし腹部大動脈瘤形成に寄与していることを明らかにした。また大動脈瘤患者血清の解析ではAngptl2 濃度と喫煙歴との相関性が示唆されており、さらなる研究が必要である。
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