研究課題/領域番号 |
15K21271
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
薬理学一般
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
古賀 資和 横浜市立大学, 医学部, 助教 (00637233)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肺高血圧症 / L-DOPA / GPR143 / モノクロタリン / DOPA / 肺高血圧 |
研究成果の概要 |
以前より、私たちの研究室では、ドパミン前駆物質であるL-DOPAには特異的な生理作用があると考え、研究を行ってきた。2017年に増川らによりL-DOPAの受容体候補GPR-143はアドレナリンα受容体と相互作用をし、その作用を修飾していることが報告された。そこで私たちは、ラット肺血管の収縮にL-DOPAが関係しているかを調査した。結果、L-DOPAは肺血管のフェニレフリン誘発肺血管収縮を増強することがわかった。そして、この作用は肺高血圧モデル動物において発症早期に相当する時期に消失することがわかった。肺高血圧症の進展や治療法の開発にこの新しいシグナル伝達系が関わっている可能性が示唆された。
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