研究課題
若手研究(B)
心筋細胞肥大や心不全の発症・進展には心臓特異的転写因子GATA4が重要な役割を担っている。今回、GATA4が二量体を形成することで心筋細胞肥大反応を制御していることを見出した。GATA4の二量体化形成にはC末端側のジンクフィンガードメイン近傍部にある、p300によるアセチル化修飾を受ける部位が必須であることが判明した。GATA4の二量体化形成を抑制すると心筋細胞肥大反応が優位に阻害された。以上のことより、GATA4の二量体化形成を標的とした新規心不全治療薬の開発につながると期待される。
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