研究課題/領域番号 |
15K21288
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
薬理学一般
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
大谷 恒史 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (30597555)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 炎症発癌 / プロスタグランジントランスポーター / プロスタグランジン / 大腸癌 / 潰瘍性大腸炎 |
研究成果の概要 |
大腸の炎症発癌におけるCOX-2、PGE2代謝酵素である15-PGDH、細胞内への膜輸送担体であるPGT、外向輸送を司るMRP4の発現動態について検討した結果、発癌部位においてはCOX-2、MRP4の発現亢進および15-PGDH、PGTの発現低下が見られ、大腸癌細胞内のPGE2含有量は増加していた。PGTの発現およびPGE2含有量は炎症性サイトカインであるTNF-αによって調節され、またPGTと15-PGDHの間には機能連関が存在する可能性が示唆された。
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