研究課題/領域番号 |
15K21306
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
臨床看護学
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
田中 周平 山口県立大学, 看護栄養学部, 講師 (50382388)
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研究協力者 |
永田 明
山勢 博彰
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 看護診断 |
研究成果の概要 |
本研究では、「危機」に関連した看護診断の開発に向けて、既存のNANDA-I看護診断の現状分析を行い、危機介入を効果的に実施するためには新たな看護診断の開発を行う必要性があることを明らかにした。また、看護における「危機」の概念構成を明らかにすることを目的として、概念分析を行った。概念構築の背景、関連概念との相違、属性、モデル例の提示、先行要件と結果を明らかにし、概念の定義を検討した。その結果を基に、開発した看護診断の構成要素(診断名、定義、診断指標または危険因子、関連因子)についてコンセンサスを得るための国内のエキスパートナースを対象とした調査用紙を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「危機」を診断概念とした新たな看護診断の開発の可能性が示唆されたことにより、開発した新たな看護診断を国内および国外に向けて発信することが可能となる。さらに、研究が進むことで開発した看護診断の信頼性や妥当性を向上させることが可能となる。また、今後、開発した看護診断を用いた心理的な危機状態にある患者やその家族への系統的な看護介入を行うことが容易になることが期待される。
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