研究課題/領域番号 |
15K21319
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
真柳 平 岩手医科大学, 医学部, 講師 (20432544)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | PSD-Zip70 / 前頭前皮質 / シナプス / 発達障害 / 行動解析 / ノックアウトマウス / 動物モデル / prefrontal cortex / 不安 / Rap2 / ストレス / 脳機能 / トランスジェニックマウス |
研究成果の概要 |
前頭前皮質を中心としたシナプス成熟異常を示すPSD-Zip70欠失マウスの行動特性の解析を行い、同じくシナプス機能障害が関与する自閉症スペクトラム障害(ASD)などの発達障害様の表現型について検証した。その結果、社会性行動や常同性などASD様行動異常は認められず、その一方で強い不安傾向を示すことを明らかにした。さらに社会性ストレス負荷への応答性を検証し、PSD-Zip70欠失マウスではストレス負荷が不安傾向をより増悪させた。これらの結果からPSD-Zip70欠失は不安の発現に深く関与し、病的な不安を伴う気分障害、不安障害の病態解明に有用な実験系となり得ることが示唆された。
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