研究課題/領域番号 |
15K21349
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
地域研究
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研究機関 | 東洋大学 (2016-2018) 聖徳大学 (2015) |
研究代表者 |
高野 聡子 東洋大学, 文学部, 准教授 (00455015)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 特別支援教育 / インクルーシブ教育 / 知的障害 |
研究成果の概要 |
インクルーシブ教育は欧米諸国を中心としたグローバルスタンダードな教育理論・制度であり、日本では特別支援教育の推進によって日本型インクルーシブ教育のシステムを構築している。だが、日本の特別支援教育が国際社会においてどのように評価されているかについては検討されていない。本研究では海外の学術雑誌、日本の学術雑誌に掲載された英文論文を収集し、内容や特徴について分析した。分析の結果、日本の特別支援教育をテーマにした論文数は少なく、日本の知的障害教育の特徴である教育課程編成の特例、新学習指導要領の動向についての情報を得ることすら難しく、日本からの情報発信そのものが必要な状況にあることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、日本の特別支援教育に関する英文論文をデータベースから収集し論文数を明らかにし、文献研究の手法によって英文論文が対象とする障害種、内容について検討したことである。また、本研究の社会的意義は日本の特別支援教育や日本型インクルーシブ教育の制度、ならびに特別支援教育における教育実践に関する情報を英文論文から情報を得ることは難しく、海外の研究者が学術的に得られる情報は制限された状況にあることが明らかなったことである。
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