研究課題/領域番号 |
15K21360
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
感染症内科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
松井 秀仁 北里大学, 北里生命科学研究所, 研究員 (80503797)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | MRSA / ファージ / 迅速診断 / 診断 / イムノクロマト |
研究成果の概要 |
バクテリオファージの特異的吸着機構を応用することで、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する新たな迅速診断方法を確立することを目的とした。作製したバクテリオファージ由来吸着タンパクは、S. aureus特異的に反応し、その他の菌種と交差反応を示さないことが確認された。この吸着タンパクを用いて、ラテラルフローアッセイの原理を応用して、S. aureus検出系を構築した。S. aureusの臨床分離株を用いた評価試験では、我々が確立したPBP2’検出系の結果と本法の結果を組み合わせることによって、MRSA及びMSSAの鑑別が迅速かつ簡便に行うことが可能となった。
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