研究課題/領域番号 |
15K21363
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
外国語教育
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
嵐 洋子 杏林大学, 外国語学部, 准教授 (90407065)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 媒介語 / 日本語教育 / 教授法 / アプローチ / 母語 / 外国語教育 / 教師論・教室研究 / 外国語教師養成 / 日本語教師養成 / 英語教育 / 日本語教授法 / 言語学 |
研究成果の概要 |
本研究では,1)日本語クラスの録画調査,及び,2)日本語教師及び学生に対するアンケート調査を実施した結果,1)英語を使用した授業にも様々な違いがあるが,英語表現や使用目的には共通点があること,2)教師の多くは英語使用に関して賛成でも反対でもないが,日本語習得への影響や自身の英語力の不安から,英語使用に消極的な意見も見られたこと,3)学習者の多くは英語使用に賛成だが,考え方や行動には違いが見られたことが明らかになった。媒介語使用が不安克服につながっている学習者がいることから,教師は媒介語使用に柔軟に対応する必要があるが,媒介語使用以外の方略により学習を進められる環境も整えることが重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,1)英語を用いた日本語クラスの録画調査,及び,2)日本語教師及び学生に対するアンケート調査を実施した。その結果,1)英語を使用した授業にも様々な違いがあるが,英語表現や使用目的には共通点があること,2)教師の多くは英語使用に関して賛成でも反対でもないが,日本語習得への影響や自身の英語力への不安から,英語使用に消極的な意見が見られたこと,3)学習者の多くは英語使用に賛成だが,考え方や行動には違いが見られたことが明らかになった。多様化する日本語学習者に対応するために,媒介語として英語を効果的に用いた日本語教育の方法について考察したことは,意義のあるものと考える。
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