研究課題/領域番号 |
15K21372
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
グリーン・環境化学
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
峰島 知芳 国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (20550198)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 硝化 / 大気 / HONO / 活性汚泥 / 水田 / 亜硝酸 / ナイトレイト / 窒素酸化物 / 脱窒 / ダイナミックチャンバー / フィルターパック / OH / 土壌 / 発生 |
研究成果の概要 |
亜硝酸ガス(HONO)は、大気の自浄能力を担うヒドロキシルラジカル(OH)に変化する物質である。しかし、その発生源は未解明である。新たな発生源として土壌に着眼し、HONO発生量とメカニズムを調べた。水田土壌と、下水処理場で使用される活性汚泥を対象に選んだ。水田土壌は、施肥と水管理の為、土壌中の硝化・脱窒のプロセスがユニークである。活性汚泥は、硝化菌・脱窒菌の塊である。結果、水田からのHONO発生は、大気の自浄能力に無視できない影響を与えることがわかった。活性汚泥からもHONO発生が確認され、HONO発生の主な経路は生物学的なプロセスであった。
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