研究課題/領域番号 |
15K21374
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
登利谷 正人 上智大学, 総合グローバル学部, 科研リサーチフェロー (90711755)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アフガニスタン / インド・ムスリム / ウルドゥー語 / パキスタン / 英領インド / パシュトゥーン / パシュトー語 / 南アジア |
研究成果の概要 |
19世紀後半から20世紀初頭の時期を対象に、アフガニスタンにおける近代化運動とインド・ムスリム知識人の知的ネットワークとの関係に焦点を当てて、一次資料の分析を実施することで分析を行った。その結果、アフガニスタンにおける国民統合政策が、南アジアのイスラーム改革運動と近代化を担いウルドゥー語を媒介とした形で発展したインド・ムスリム知識人たちの活動と相互に連関しつつ進められた点を具体的に検証することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、これまで研究の空白とも言える地域の一つであり、かつ現状を鑑みて直接現地への調査も困難であるアフガニスタン、およびパキスタンのアフガニスタンとの国境地帯の社会について理解するための基盤構築を促すことができた。これにより、優れた仏教関係の研究や現在の政治状況にほぼ限定された形で展開してきたアフガニスタン・パキスタンに関する地域研究に新たな視点を加え、今後の研究のさらなる進展の足がかりと日本との相互理解を促す基礎を固めることができた。
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