研究課題/領域番号 |
15K21386
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
応用薬理学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
関谷 佐智子 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00398801)
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研究協力者 |
宮部 陽永
今福 礼
崎山 亮一
松本 邦夫
酒井 克也
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 細胞シート / HGF発現細胞 / 腎線維化 / 再生医療 / ドラッグデリバリー / ドラックデリバリー |
研究成果の概要 |
HGF発現細胞シートの腎表層移植による線維化抑制解析をするため、腎表層へHGF溶液投与後分布を解析した結果、間質および毛細血管経由での速やかな浸潤が観察され、またhHGF発現細胞シートの虚血再灌流腎表層移植により、24時間後の腎内部hHGF陽性細胞が確認された。HGF発現細胞シート移植はラットシクロスポリン腎症での腎機能および組織障害の改善効果は著しくなく、尿細管萎縮と筋繊維芽細胞が減少していた。したがって、HGF発現細胞シート移植での線維化持続的抑制効果が考えられたが、初期腎障害へのHGFによる効果が、線維化に影響する可能性もあり、持続的線維化抑制治療としての有用性検証が必要と考えられた。
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