研究課題/領域番号 |
15K21473
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
藤原 明広 福井工業大学, 環境情報学部, 准教授 (70448687)
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研究協力者 |
巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
藤原 直哉 東京大学, 産業技術研究所, 特任講師 (00637449)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 近接遭遇特性 / ビッグデータ解析 / 遅延耐性ネットワーク / モノのインターネット / モバイルネットワーク / ビッグデータ分析・活用 / 近接情報サービス |
研究成果の概要 |
人の移動に関するビッグデータを用いて人の近接遭遇の統計的性質を解析した.日本の主要都市圏における人の移動と近接遭遇の可視化を通じ,その空間特性を調査した.遅延耐性ネットワークのルーチング法である感染型ルーチングの数値シミュレーションも行った.一般に情報伝搬規模はロジスティック曲線に従う.通信距離を変化させた時,この曲線の変曲点位置の変化を調べた結果,移動ノード数と通信距離の関係性を解明した.また人の流れデータの作成方法を比較し,感染型ルーチングへの影響を調査した.その結果,代表点の過度な集中が情報伝搬規模を過大評価する問題を確認した.これらは近接情報サービスの性能評価に役立つと考えられる.
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