研究課題/領域番号 |
15K21478
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
糸井 弘行 愛知工業大学, 工学部, 准教授 (40648789)
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研究協力者 |
大澤 善美 愛知工業大学, 工学部, 教授 (80278225)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 電気化学キャパシタ / 多孔質炭素 / レドックス化合物 / 擬似容量 / 電気二重層キャパシタ / 無溶媒合成 / キノン誘導体 / 活性炭 / レドックスキャパシタ / メタルフリー |
研究成果の概要 |
本研究では、無溶媒合成法を用いてレドックス化合物である2,5-ジクロロベンゾキノン(DCBQ)と多孔性カーボンブラックであるケッチェンブラック(KB)を複合化させ、高性能は電気化学キャパシタ電極を作製した。本手法は、KB粒子の体積が膨張することなく気相中で全てのDCBQがKBに吸着され、KBとDCBQの重量比を正確に制御できる。電気化学特性評価の結果から、KBの細孔内部に吸着したDCBQの疑似容量と、DCBQが未吸着のKBの二重層容量とを比較すると、DCBQの疑似容量の方が高い体積あたりの容量と急速充放電特性を示し、同時に長寿命特性が得られることを明らかにした。
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