研究課題/領域番号 |
15K21482
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
政治学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
中村 督 南山大学, 国際教養学部, 准教授 (50644316)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フランス史 / 戦後フランス / 知識人 / メディア史 / 68年5月 / フランス現代史 / ジャーナリズム / ジャーナリズム史 / フランス社会 / 政治史 / 社会史 / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究では、(1)戦後フランスにおける知識人の変容、(2)メディア史の変容、(3)知識人とメディアの関係の変容、というテーマに関して、一次資料の分析を通じて、とくに社会史的な観点から成果を挙げることができた。とくに、アルジェリア戦争、68年5月、1970年代の社会運動など戦後フランスで重要とされる出来事に対して知識人が、どのようにメディアとの関係を築き、政治的・社会的役割を果たしていったのかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、戦後のフランスにおいて「知」がどのようにメディアと結びつき、また、どのように社会のなかで役割を果たしてきたのかを歴史研究の見地から考察したことである。他方、社会的意義に関していうと、日本をはじめとする各国との比較研究の基盤を提供しうることである。他国の歴史的展開を通じて、メディアの発達や多様化によって「知」のあり方がどのように変化しつつあるのかを考えることができるように思われる。
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