研究課題/領域番号 |
15K21496
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ジェンダー
社会学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
由井 秀樹 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 研究員 (40734984)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 男性不妊 / 身体管理 / 妊娠・出産役割 / 不妊 / 男性 / 生殖 / セクシュアリティ |
研究成果の概要 |
本研究は、戦後日本において男性不妊がどのように意味づけられてきたのかを以下の二点から検証した。一点目は、1950年代から2010年代までの『読売新聞』の身の上相談「人生案内」を、二点目は政策文書で語られる男性不妊について分析した。結果、今後のジェンダー研究の進展に資する点として、少子化対策言説において不妊治療の重要性が強調されるなかで男性にも不妊原因が存在することが語られ、生殖する性としての自覚を男性が持つことで、国家による女性身体の管理が男性を介在させることで強化されうる点が示された。
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