研究課題
若手研究(B)
心的イメージの能力と不安との関連,可視化,および心的イメージの注意誘導の効果について検討した。調査の結果は,社交不安の高さとイメージの視覚化傾向と物体イメージ傾向の強さに正の相関が見られた。社交不安者ほど,心的イメージを言語化するよりも,具体的なものに視覚化する傾向が強いことが明らかとなった。また,不安者が抱く自己イメージほど,社会的望ましさが低いことが分かった。注意誘導については,参加者に色や特定の色と関連する食べ物をイメージさせると,イメージした色と合致した情報に注意が向きやすいことが分かった。イメージによる注意誘導は,顔表情イメージ時にも見られ,新たな注意誘導法の提案へとつながった。
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