研究課題
若手研究(B)
新たながん放射線療法として期待されているホウ素中性子捕捉療法では,腫瘍組織への選択的かつ高濃度の10B(特にL-BPA)の集積が治療効果の発現に必要とされている.本研究より,明細胞肉腫において,LAT1がL-BPAの選択的かつ高濃度の腫瘍細胞内取込,腫瘍組織集積に強く関与していることが示された.また,LAT1の阻害剤であるBCHによる取込・集積の阻害率は同じ明細胞肉腫細胞間で異なることから,LAT1の発現量はL-BPAの取込能・集積性に影響を与えることが考えられる.
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日本整形外科学会雑誌
巻: 90(6) ページ: 1211-1211