研究課題/領域番号 |
15K21553
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用人類学
身体教育学
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研究機関 | 九州共立大学 |
研究代表者 |
大下 和茂 九州共立大学, スポーツ科学部, 准教授 (10615826)
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研究協力者 |
矢野 澄雄 神戸大学, 大学院人間発達環境学研究科, 教授 (20115306)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ライトタッチ効果 / 触覚 / 姿勢制御 / 歩行能力 / 衣類 / 体性感覚 / 足底感覚 / 歩行速度 / 姿勢動揺 / 足圧中心点 / 共縮 |
研究成果の概要 |
姿勢保持の際に,身体を支えられない程度の力(1N以下)で,床面に固定された物へ手指で触れることにより姿勢動揺が低下する.この「ライトタッチ効果」は,身体各部位の相対的な位置関係の変化が手指からの触覚情報として把握でき,姿勢制御に繋がると言われている.我々は,この効果を日常生活で用いる研究を行ってきた.そして,本研究では,腰に布を巻き,下肢を覆った状態でも姿勢制御が改善し,さらに,布を巻いた場合,歩行中の姿勢制御も改善した.以上から,身に着ける衣類の種類によってはライトタッチ効果を得ることに繋がり,ヒトの動きが改善する可能性を示した.
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