研究課題/領域番号 |
15K21556
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
ジェンダー
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研究機関 | 西南学院大学 |
研究代表者 |
片岡 祥 西南学院大学, 公私立大学の部局等, 実験助手 (40643094)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 束縛 / 恋愛 / 束縛の強度 / 関係維持行動 / デートDV / 弱い束縛 / 強い束縛 / 被束縛感 / ラブスタイル / 恋愛関係 / 被害認知 |
研究成果の概要 |
恋愛内で生じる束縛が関係性に及ぼす影響について、束縛の強度の違いという観点から検討した。研究1では項目反応理論を用いて,「弱い束縛」因子と「強い束縛」因子からなる束縛尺度の開発を行った。束縛尺度は概ね許容できる信頼性と妥当性を示した。開発した束縛尺度を用いて,研究2では弱い束縛と強い束縛が恋愛関係に及ぼす影響について検証した。分析の結果,弱い束縛は恋愛関係にポジティブな影響を及ぼすものの,強い束縛はネガティブな影響を及ぼす可能性が示唆された。恋人に対して生じる支配的な行動の1つである束縛が支配であると捉えられにくい理由として,束縛の強さによってその影響が逆方向であるためであることが示された。
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