研究課題/領域番号 |
15K21562
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
免疫学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
伊藤 竜太 福岡大学, 医学部, 助教 (70403920)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | クラミジア / マクロファージ / 脂質 / スカベンジャー受容体 |
研究成果の概要 |
肺炎クラミジアは市中肺炎など呼吸器疾患のみならず,動脈硬化等のリスク要因としても注目されている.特に感染によるマクロファージの泡沫細胞化は動脈硬化の鍵となる.本研究では肺炎クラミジア感染によるマクロファージの分化と脂質取り込み・代謝の関係性について検討を行った.感染により,マクロファージは一旦炎症性マクロファージと分化し,その後抗炎症性マクロファージへと再分化する2段階の分化が示唆された.この2段階の分化により,脂質取り込みを担うスカベンジャー受容体の発現,脂質取り込み能の亢進,更には肺炎クラミジアの増殖に有利な細胞内環境へと変化している一連の可能性を見出した.
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