研究課題/領域番号 |
15K21586
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 摂南大学 (2016-2018) 富山高等専門学校 (2015) |
研究代表者 |
畠山 俊宏 摂南大学, 経営学部, 講師 (90626764)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 海外研究開発拠点 / タイ / 自動車産業 / 産業クラスター / 自動車部品サプライヤー |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、タイの自動車産業を事例に産業クラスターが海外研究開発拠点のイノベーションに与える影響の全体像を明らかにすることである。 研究の結果、自動車企業の海外研究開発拠点の設立においてサプライヤーの集積が重要であること、タイにおいてはサプライヤーも研究開発を行っており、そのことが自動車企業の研究開発に貢献していること、タイに進出したサプライヤーは自動車企業と協力して能力向上に努めていることが明らかになった。これらの結果から、産業クラスターの構成要素の中でも関連産業・支援産業が重要な役割を果たしているといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、海外子会社のイノベーションにおける現地環境の重要性を明らかにしたことである。特に、産業クラスターの構成要素でありサプライヤーや商工会議所などの連携推進機関が含まれる関連産業・支援産業の高度化が重要であることを示した。これにより、進出国は関連産業・支援産業の高度化を進めれば、多国籍企業の海外研究開発拠点の誘致を促進することができることを示した。
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