研究課題/領域番号 |
15K21593
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
岩田 憲幸 久留米工業高等専門学校, 材料システム工学科, 准教授 (40397534)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 粒子分散強化合金 / メカニカルアロイング / 水素雰囲気 / 組織制御 / 高温延性 / 機械的合金化 / 衝撃特性 / 引張延性 / 雰囲気影響 |
研究成果の概要 |
水素を雰囲気としたメカニカルアロイング(MA)処理と第3元素としてのジルコニウム(Zr)の添加を適用して、ナノ・メゾ組織制御による粒子分散強化(PDS)合金の創製に成功した。アルミニウム(Al)添加PDS合金へのZr添加は、ナノ酸化物粒子のサイズを小さくするとともに、粒界析出物の数密度を高めることが判明した。一方、MA雰囲気として使用した水素ガスは、マトリックス粒子内、あるいは旧粉末粒界(PPB)上の分散質粒子のサイズを減少させ、さらに合金組織を均質化することが可能である。このように、優れた高温延性を有するAl-Zr添加PDS合金の強化には、上記の強化因子が寄与することが実験的に示された。
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