研究課題/領域番号 |
15K21594
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
金属物性・材料
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
堺 研一郎 久留米工業高等専門学校, 制御情報工学科, 助教 (00634495)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 電気的スピン注入 |
研究成果の概要 |
本研究では,強磁性金属Fe3Si/半導体FeSi2人工格子を創製し,局所2端子型および非局所4端子型スピンバルブ効果を利用して,強磁性金属Fe3Siから半導体FeSi2への電気的スピン注入に取り組んだ.その結果,局所2端子型スピンバルブ素子では,強磁性金属Fe3Si層から半導体FeSi2層へとスピン偏極電流を生成することに成功した.また,このスピン偏極電流による半導体FeSi2中でのスピン拡散長(輸送長)が,100nm以上期待できることを実証した.さらに,非局所4端子型スピンバルブ素子では,強磁性金属Fe3Si層から半導体FeSi2層へと純スピン流を生成することに成功した.
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