研究課題/領域番号 |
15K21657
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
増渕 麻里耶 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化遺産国際協力センター, アソシエイトフェロー (50569209)
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研究協力者 |
四角 隆二
辻 成希
伊藤 真義
上杉 健太朗
星野 真人
八木 直人
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 製鉄技術 / 鍛冶技術 / 非破壊分析 / 放射光分析 / 高エネルギー蛍光X線分析 / 放射光X線μCT / 製作地推定 / 放射光蛍光X線マッピング / 微量重元素 / 産地同定 / 放射光高エネルギー蛍光X線分析 / 放射光X線CT / 鉄製考古遺物 / アナトリア / 放射光 |
研究成果の概要 |
本研究は鉄製埋蔵文化財の製作地推定のための新しい手法の開発を目指し、ヒッタイト文明の本拠地中央アナトリア出土鉄器を用いた放射光高エネルギー蛍光X線分析を実施した。その結果、多くの資料からバリウムやランタンなどの重元素が検出された。さらにマッピング測定を行ったところ、これらの元素の製品内部での分布挙動が必ずしも一致しないことがわかった。これは、製作段階あるいは埋蔵環境での製品への混入過程が異なる可能性を示唆している。また、放射光X線マイクロCT測定もあわせて行い、非破壊での製品内部状態の観察の可能性を検討したところ、鍛冶技術の推定に役立つ非金属介在物分布についても十分な情報を得ることが出来た。
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