研究課題/領域番号 |
15K21661
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
ゲノム医科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
平野 和己 国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 研究員 (40707709)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 精神疾患 / エピジェネティクス / DNAメチル化 / エピゲノム編集 / DNMT / LSD1 / 神経幹細胞 / ジンクフィンガー / 疾患モデル細胞 / メチル化 |
研究成果の概要 |
本研究では、ジンクフィンガータンパク質を用いた独自のDNAメチル化編集技術(ZF-DNMT)を確立し、DNAメチル化異常と関連する精神疾患発症の分子機構を解析すること、さらにヒト神経幹細胞におけるエピジェネティクス修飾の生理的機能を解明することを目的とし、研究を行った。その結果、ZF-DNMTは標的ゲノム領域のメチル化を惹起し、標的の遺伝子の発現を低下させることを明らかにした。また、DNMTとの相互作用や、ヒストンメチル化編集の新たな材料としても期待されているヒストン脱メチル化酵素LSD1に着目した解析も行い、ヒト神経幹細胞のニューロン分化においてLSD1が必須であることも明らかにした。
|