研究課題/領域番号 |
15K21694
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病院・医療管理学
医療社会学
|
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2016-2018) 国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2015) |
研究代表者 |
吉田 晶子 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (70570795)
|
研究協力者 |
中田 はる佳
稲葉 慧
高橋 政代
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 遺伝カウンセリング / 倫理的専門職的課題 / 専門職教育 / 医療の質 / エラーの分析 / リスクマネジメント |
研究成果の概要 |
本邦において、遺伝医療専門職が直面する倫理的・専門職的課題の調査はいまだ十分ではない。遺伝子検査の医療への拡大が始まる中、遺伝カウンセリングの質向上を目指し、現場での課題の抽出し、対策に役立てること目的に調査を実施した。遺伝医療専門職48名を対象としたインタビュー調査により、既報で挙げられていた課題の他、独自の課題を抽出した。また遺伝子解析や遺伝子検査に伴う課題についても分析し、課題の整理を行った。具体的な課題を抽出したことにより、今後の対策の検討の基礎資料が得られたと考えられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の遺伝子解析や遺伝医療の発展は目覚ましい一方で、遺伝カウンセリング体制の質向上もまた急務である。このような中、遺伝医療専門職が直面する倫理的・専門職的課題を抽出し整理することは、問題点の共有や対策の検討において必要であり、今後、教育の場や実際の遺伝カウンセリングで生かすことができる可能性がある。また、本邦における遺伝医療だけでなく、他の国々との比較や検討にも用いることができる一つの基礎データとなることが望まれる。
|