研究課題/領域番号 |
15K21698
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
食生活学
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研究機関 | 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所 |
研究代表者 |
野村 千枝 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 主任研究員 (50393260)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 食中毒 / スクリーニング / PCR / オオシロカラカサタケ / カキシメジ / オオワライタケ / ニガクリタケ / スギヒラタケ / プライマー / 種特異的プライマー / ユニバーサルプライマー / 調理 / 消化 / 電気泳動 / リアルタイムPCR / 食中毒事件 / キノコ / 種特異的 / 人工胃液 / 迅速鑑別法 / ITS領域 |
研究成果の概要 |
有毒キノコによる食中毒の原因究明のために行われる形態学的鑑別法は、キノコが原形を留めていない食中毒検体には適用が困難である。そこで、種の同定に有用なDNAバーコーディング法を応用したスクリーニング法を開発した。日本で食中毒事例のあるキノコのうち、5種類の種特異的なプライマーを作製した。本法は調理および人工胃液による処理の影響を受けず、約2時間半で検出可能であった。さらに、一例としてオオシロカラカサタケ特異的プライマーを用いたリアルタイムPCR法の開発を行った。実際の食中毒検体にも適用可能であった。
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