研究課題/領域番号 |
15K21702
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 福岡県保健環境研究所 |
研究代表者 |
宮脇 崇 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 研究員 (70346691)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 土壌汚染 / 緊急時環境調査 / スクリーニング / マイクロウェーブ / 複合化学汚染 / 発生源解析 / 発生原解析 / 網羅分析 |
研究成果の概要 |
事故や災害等の緊急時環境調査に適用可能な分析法として、土壌および底質中の有害化学物質を迅速にスクリーニングする手法(土壌診断法)を開発した。マイクロ波等を用いた二相系溶媒による多段階抽出法を考案し、GC-MS、ICP-MS等を測定系とすることで、有機汚染物質および重金属類の有無を1~2日間で判別できるようになった。さらに、土壌診断法を用いて、東日本大震災後のガレキ集積場の土壌汚染調査を実施した。その結果、多環芳香族炭化水素(PAHs)やアルキル化PAHsなどの有機汚染物質が数多く検出された。これらの物質データをもとに、複合汚染の実態解明および発生源解析を行った。
|