研究課題/領域番号 |
15K21704
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
実験心理学
|
研究機関 | 広島修道大学 (2017) 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2016) 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (2015) |
研究代表者 |
中嶋 智史 広島修道大学, 健康科学部, 講師 (80745208)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 顔記憶 / 表情認知 / 環境的文脈 / 温度環境 / 環境 / 温度 / 表情 / 潜在的連合 / 印象評価 |
研究成果の概要 |
本研究では,従来の顔・表情認知研究においてあまり検討されてこなかった環境的文脈の影響について,特に温度環境に着目し,どのように顔・表情認知に影響するかを検討した。実験の結果,まず「温かさ―冷たさ」と表情との間に特異的な概念的関連性があることが明らかになった。また,温度環境が他者の曖昧な表情の認知に影響することが明らかになった。加えて,夏・冬の季節的な変化によって表情認知における温度環境の効果は異なっていた。しかし,人物の顔の記憶については,温度環境による明確な影響は見られなかった。
|