研究課題/領域番号 |
15KK0011
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
荒川 豊 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (30424203)
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研究協力者 |
シルバスターバ マニ University of California Los Angeles, Electrical & Computer Engineering, Professor
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | タッチ操作 / コンテキスト認識 / スマートフォン / 行動認識 / ユビキタスコンピューティング / スマートセンサ情報システム |
研究成果の概要 |
2017年8月から2018年4月までの9ヶ月間,UCLAのMani教授のもとスマートフォンやウェアラブル機器を利用したユーザの状態認識に関する研究を行った.滞在時に着想を得たエナジーハーベスト素子を電源かつセンサとして利用する低消費電力なユーザ行動認識システムは,国内学会で3回の受賞と,トップ会議IEEE PerCom2019にフルペーパーとして採択(採択率16.6%)されるなど,期待以上の成果が得られた.また,Mani教授とPersuasive Technology(説得技術)を取り扱う国際ワークショップPerPersuasion2019を主催した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
UCLAの研究室に滞在し,研究の進め方やアイデアの出し方,論文執筆方法など,多くのことを学ぶことができた.ハードウェアから深層学習まで,幅広い情報技術を複合的に組み合わせたセキュリティや通信の研究は非常に参考になった.その結果,新しいアイデアを得ることができ,科研費やトップ会議への採択へとつながっている.この成果は,エナジーハーベスト素子を電源としてだけではなく,センサとして活用するというもので,バッテリレスでライフログを記録できるようになるため,学術的な意義は非常に大きい.
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