研究課題/領域番号 |
15KK0058
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
木山 克彦 東海大学, 清水教養教育センター, 講師 (20507248)
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研究協力者 |
デリューギン V.A. 極東連邦大学, 人文学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 北東アジア史 / 靺鞨 / 渤海 / 女真 / 土器編年 / 地域間交渉 / 土器から見た地域間交渉 / 土器研究 / ロシア / 考古学 |
研究成果の概要 |
本研究では、北東アジアにおける古代から中世にかけての集団の統合、瓦解、再編の過程と周辺地域に及ぼした影響について、考古資料の検討から、実証的に跡付けることを目的とした。具体的には、靺鞨、渤海、女真を対象とし、各時代における地域集団の様相と交渉関係、次代への継承関係を考古学的に解明しようとしたものである。 ロシア沿海地方極東連邦大学に6ヶ月間滞在し、同大学を中心として、ロシア各研究機関に収蔵されている主に土器群を分析対象として、研究を実施した結果、各時期の土器群の概要を明らかにした。また靺鞨の形成・初期の地域性に関して、新知見となる成果を上げることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、北東アジアにおける古代から中世にかけての集団の統合、瓦解、再編の過程と周辺地域に及ぼした影響について、考古資料の検討から、実証的に跡付けることを目的とした。具体的には、靺鞨、渤海、女真を対象とし、各時代における地域集団の様相と交渉関係、次代への継承関係を考古学的に解明を目指した。 ロシア沿海地方極東連邦大学人文学部に客員研究員として、2018年2月~8月までの滞在し、同大学収蔵資料を中心として、ロシア極東各機関の収蔵資料の分析を加えた。結果、極東の靺鞨~女真の資料の土器編年大枠を構築できた。また靺鞨の形成と、靺鞨初期の地域的特徴に従来の知見を大きく超えた成果を得ることができた。
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