研究課題/領域番号 |
15KK0081
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
木村 優 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成・院), 准教授 (40589313)
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研究協力者 |
ハーグリーブス アンディ Boston College, Lynch School of Eeducation, Professor
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
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キーワード | 専門職の学び合うコミュニティ / 学習する組織 / ケアリング / 教師の情動 / 情動的実践 / アクション・リサーチ / 授業研究 / 学校組織 / 専門性開発 / 情動的実践の共有 / 省察 |
研究成果の概要 |
本国際共同研究では、教師の不安受容と挑戦意欲を支える個人要因と組織要因を明らかにすべく、国内外PLC(専門職の学び合うコミュニティ) としての学校組織アクション・リサーチを推進した。結果、(1)PLC理論研究の前進、(2)学校におけるPLC文化の成熟過程の解明、(3)日米のPLC学校で実装するシステム、文化、実践の特質とその卓越性、(4)学校におけるPLC文化成熟を促す授業研究(Lesson Study)の理論的前進、(5)PLC研究の方法論としての学校組織のアクション・リサーチの体系化、5点の知見が主に得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界各地の国・地域の学校教育において、AIとロボティクスの進歩がもたらすSociety5.0に備える能力を子どもたちに育む「21世紀型教育」が推進されている中、本研究ではその「21世紀型教育」の推進を担う教師の挑戦とそれを支える学校組織のあり方を示したものである。教師が学校内で協働するためのシステム、文化、実践をいかに実現するのかを、本研究では具体的な取組をベースに示し、その理論モデルを提示した。
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