研究課題/領域番号 |
15KK0086
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山内 裕 京都大学, 経営管理研究部, 准教授 (50596252)
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研究協力者 |
Hjorth Daniel コペンハーゲンビジネススクール, Department of Management, Politics and Philosophy, 教授
ケイラ ジュリアン
ジボロー アニエス
クワン スティーブン
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | サービスエンカウンター / エスノメソドロジー / 価値共創 / サービスの文化 / Culture of services / Service design / Service science / Service management / Ethnomethodology / Video-based analysis / サービス科学 / サービス文化 / エスノグラフィ / 顧客インタラクション / デザイン起業家 / 経営学 |
研究成果の概要 |
フランスのレストランにおいて、サービスにおける顧客と提供者のインタラクションの記録と分析を実施すると共に、近年注目が集まっているサービスデザインやサービス科学との節合を行なった。フランスのレストランにおいてワインテイスティングの様子などをビデオに記録し、分析した。国内の鮨屋と同様にフランスにおいても、サービスは参与する人々の自己呈示が大きく関わることが示された。 サービス科学に関しては、サービス科学の中心的研究者らが領域を包括的にまとめたHandbookに発表した。サービスデザインに関しては、新しいデザイン方法論を提唱し、広いチャンネルを利用して情報発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サービスの従来の理論は、主体としての客が、客体としてのサービスを評価するという主客分離を前提として、顧客満足度やサービス品質の議論を行ってきた。近年価値共創概念により、様々な参与者が協業して価値を作っていく枠組みが提唱、サービスを主客が分離できず相互主観性として捉える必要性が生じた。本研究はサービスの相互行為を分析することで、このことを経験的分析を通じて明らかにすること、それを踏まえて新しい理論を構築する貢献を行った。研究成果は評価の高いジャーナル、研究コミュニティの中心的なハンドブック、実務家向けの広いチャンネルを利用して発表した。
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