研究課題/領域番号 |
15KK0096
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 立命館大学 (2016-2019) 津田塾大学 (2015) |
研究代表者 |
宮田 幸子 立命館大学, 経営学部, 教授 (10646764)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | 賃金と学歴ミスマッチ / スキル・ミスマッチ / 認知能力 / 都市と農村の格差 / 世帯間消費格差 / overeducation / skill mismatch / income inequality / 高等教育の拡充 / 教育過剰と所得 / 認知能力と非認知能力 / 若年労働市場 / 仕事の満足度 / Skill mismatch / over or under education / education policy impact / labor outcomes / 教育の収益率 / 家計調査データ / インドネシア / rural welfare / transportation project / 教育過剰とスキルミスマッチ / 都市アクセスと農村所得 / 所得格差 / 構造的変化 / 貧困削減 / 家計調査ミクロデータ |
研究成果の概要 |
本研究では、基課題研究における知見を踏まえ、急成長するアジア諸国において長期的に重要とされる開発政策課題に配慮し、労働市場における教育およびスキルの分析と都市化と中高等教育拡充の下での消費支出格差の分析を包括的に行うことが目的である。具体的には、個人の学歴ミスマッチやスキルミスマッチと所得との関係をインドネシアの大学卒の若年層を調査した個票データを用いて分析した。また、都市化と中高等教育拡充の下での家計間消費支出格差の要因分析をいくつかのアジアの国を対象にして行った。ここでは、教育水準の都市農村間格差を考慮した上で家計間消費支出格差における教育の役割をさまざまな角度から分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はインドネシアの独自のデータを入手して計量的な分析を行い、最近の高等教育修了者の学歴ミスマッチやスキルの状況及び様々な認知・非認知スキルを含む詳細な実証研究を行った点で意義がある。高等教育の役割を理解する新たな知見が得られた。一方、最近の家計調査データをいくつかのアジア諸国から入手し、中高等教育拡充と都市化の下での世帯間消費支出格差の様々な要因の分析を行った。中高等教育の拡充が世帯間格差に及ぼした影響を、長期間の家計調査データを用いて、都市と農村の教育構造の違いを考慮して分析した研究は少ない。以上から、この研究の社会的・学術的な意義は大きいと考える。
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